旅行を楽しもう・国内編〜安心で美味堪能の旅〜

古人が書いた著名な旅行記を見ると、当時の世相や情景、その人の人となりを感じることができます。

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古人の書いた著名な旅行記

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古人も旅行が好きであったことは古い文献からも推測することができます。紀貫之が935年ごろに書いた「土佐日記」は土佐の国司であった紀貫之が、土佐から京へ戻るまでにあった出来事を記したものです。日本文学史上初の旅行記であることは間違えなく、その後の仮名文学に大きな影響を与えました。

俳諧士の松尾芭蕉が書いた「奥の細道」は1689〜1691年までに約半年をかけて東北・北陸を旅したときに書いた旅行記です。俳諧士らしく、文中には多数の俳句が読み込まれています。

長州藩士の吉田松陰もまた旅行記を書いています。参勤交代について江戸へのぼり、東北へわたる際に通行手形の発行がおくれたため通行手形無しで他の藩へ脱藩し、最終的には本州最北端の竜飛岬まで遊学しました。
1851〜1852年までのその旅であったことを書いたのが「東北遊日記」です。苦労したことや感動した情景など、吉田松陰という人をつくりあげた背景が読み取れる、とても興味深い日記です。

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